ドン底だった私を変えてくれたもの。
　それが「セルフイメージ」です。

　セルフイメージと向き合い、セルフイメージを高めることで、私は理想の自分となることができました。
　セルフイメージとは「自分が自分について抱いているイメージ」のこと。


　つまりは、自分に対する思い込みのことを言います。

　このセルフイメージを高めるだけで私は理想の自分となることが出来、またこれはあなたも同じです。セルフイメージひとつであなたも変わることが出来ます。

「そうは言っても、私なんかじゃ…」
　そんなことは思わないでください。


　私が変われたのだから、あなただって変わることが出来ます。

　実は、過去の私のセルフイメージは底の底でした。
　どれくらい、底かと言うと…。


　それは本書の中でじっくりとお伝えしたいと思っています。

　本書は「こんな私でも変わることができる」と言うことをお伝えしたく、私のドン底のセルフイメージを創り上げた過去の私について、赤裸々に書かせて頂きました。

　すべてノンフィクション。作り話は一つもありません。

　もしかすると、読んでいて暗い気持ちにさせてしまうかもしれません。
　心を痛ませてしまうかもしれません。

　でも、当時の私の気持ちを感じて頂きたく、あえて当時の感情のままで書きました。

　何十年と経った今でも鮮明に覚えている過去。
　それほどに私が受けた心の傷は重いものです。

　同じ境遇の方にとって、未来への希望に。
　今の自分を変えたいと、もがいている方にとっては、何かのきっかけに。

　どんな経験をしていても、生きていれば幸せになれる。

　幸せな今があるからこそ、お伝えできる地獄のような過去の出来事。
　昔のことを思い出しながら、お話をしていきます。

　私の暗い過去を覗いてもらえたら…。

　※本書冒頭より

【CONTENTS】

プロローグ
第一章「虐待の嵐」
第二章「私が生まれる前の話」
第三章「悪魔の子」
第四章「お金がないと幸せは買えない」
第五章「私の味方は誰もいない」
第六章「火遊びから感情が爆発」
第七章「なんで、こんな家に生まれたんだろう？」
第八章「女性性の否定」
第九章「自分なんて居なくなれば良いんだ」
第十章「希望の光」
第十一章「家庭の温もり…」
第十二章「はじめての恋」
最終章「セルフイメージ」
エピローグ